かりそめ
ホントの幸せ手に入れたくて
ホントの幸せ手に入らなくて
かりそめの幸せ手を伸ばす
けれど かりそめは かりそめでしかなく
指の間をすり抜けて消えてった
うっかり幸せの味を知ったボクは
前よりずっと悲しいぬけがらになる
ボクは愚かだったのかもしれない
ボクは浅はかだったのかもしれない
かりそめの幸せで自分を満たそうとしたボクは
間違っていたのだろうか
---2004.03.11